フランスへごちうさの聖地巡礼に行ってきた 準備編
導入
2017年3月20日〜3月30日にかけてフランスに旅行もとい出張に行ってきました。
きっかけは弊社のコンテンツをフランスで展示するために、そのスタッフとして参加するというものでした。
これはチャンスとばかりに会社にお願いして、3日ほどフランスに延泊し、ごちうさの舞台であるコルマールに聖地巡礼するスケジュールを立てました。
簡易スケジュール
3/20月 日本NRT発、夕方CDG着、移動→夜Laval着
3/21火 LAVAL VIRTUAL準備日
3/22水〜3/26日 LAVAL VIRTUAL開催日
3/27月 Laval→Colmar移動
3/28火 全日Colmar
3/29水 Colmar→ROISSY移動、CDG発
3/30木 日本HND着
LAVAL VIRTUAL
2017年3月22日から26日にかけて、フランスのラヴァルという町でLavalVirtualという展示会があり、こちらに弊社ブースを出展していました。
Laval virtual - International conferences and exhibition of Virtual technologies and uses
このイベントについては私からは特筆しませんので、展示会そのものについては弊社CEOが上げているこちらの記事をどうぞ。
Laval Virtualで見てきたヨーロッパのVR市場techsportsmeleap.wordpress.com
初海外
今回は初の海外旅行でした。
ろくに英語も喋れずにヨーロッパへ、しかも一人での旅行ということで、初海外ならではの体験も併記していますので、ごちうさの巡礼部分だけ見に来た方は読み飛ばつつお読みください。
準備の話
持っていって便利だったもの
- キャリーケース
http://amzn.asia/hm3jxFP
ヨーロッパへ単身10日ということでサイズが悩みどころでしたが、60Lにしました。
お世辞にも余裕だったとはいえず、後述の圧縮袋の効果が大きかったと思います。
ただ10日間のうちランドリーは1回しか使っていないので、洗濯機があるとわかっているなら十分かもしれません。
キャリーケース自体は大変よいものでした。
ひとつ問題があるとするならば、細かい溝の模様があるので、大きいステッカーを貼ることができなかったところです。 - クレジットカード
Visaがあれば大丈夫だと聞いてましたが、大丈夫ではありませんでした。
具体的には、お店での支払いはできるものの、各所のATMで現金を下ろすことができませんでした。
(フランスで少なくとも3ヵ所の街(Laval/Paris/Colmar)で10箇所以上のATMを使用しましたがいずれも不可でした。)
最終的にはCirrusと契約していたクレジット機能付きファミマTカード(JCB)で現金を下ろすことができました。 - 圧縮袋
hands+ 衣類圧縮袋 各サイズ1枚セット|【東急ハンズネットストア】
ハンズで購入しました。4枚セットです。
手で丸めることで圧縮できます。かなり小さくなるので超おすすめです。
個人的に今回の旅行もとい出張のMVPアイテムです。 - 洗濯ネット
hands+ ウォッシャブルポーチ ターコイズ L|【東急ハンズネットストア】
これもハンズブランドのものです。
脱いだものを入れておき、そのままランドリーに突っ込めました。 - チェーン
カラビナでベルトの穴から財布と携帯を繋いでしました。
防犯対策していることを見せつけるのが大事です。
金属よりもコイルになってるのが圧倒的に便利でした。
SW コイルキーホルダー BK|【東急ハンズネットストア】 - スキミング防止機能付パスポートケース
最近はすれ違うだけでパスポートのICから情報をスキミングできる機械があるようです。
コイン入れがついてるのもあるので、首からかけておくと良いでしょう。 - 財布
日本円用とは別にユーロ用にあると便利です。
治安の悪いところに行く人は盗まれる用のものも持っているようです。 - シャンプー・ボディソープ
身体と頭兼用の謎ソープが一つおいてあるのみのところが多いようです。
アメニティ系は空港の自販機でも買えたりするので無理に持っていく必要はないと思いますが、こだわりがあれば。 - ルームウェア
最悪捨ててもいい勢いで室内着を買っていきました。
普通に良かったので帰国後も使ってます。
ユニクロ|スウェットセット(長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト) - ノイズキャンセリングイヤホン
フライトが長いためネックピローやアイマスク、耳栓などは持ち物の候補に上がると思います。
私は耳栓の代わりにこちらを利用してとても快適でした。 - ご注文はうさぎですか? ORIGINAL SOUNDTRACK
http://amzn.asia/2g6Dy9S - ご注文はうさぎですか?? ORIGINAL SOUNDTRACK
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持っていかなかったが欲しくて現地で買ったもの
- スリッパ
ホテルにはありませんでした。
安いやつをCarrefourで買いました。 - 泡立てネット
ボディソープを泡立てて身体を洗うヤツです。
ホテルにはありませんでした。
まぁ泡立てネットは無いと思うんですが、いわゆるボディタオル的な小さいタオルすらなかったのでCarrefourで買いました。
(最初のホテルにあったのはシャワールーム用の足ふきマットとバスタオルのみでした。) - SIMカード
会社でイモトのWifiを借りたうえで、別個で海外旅行者向けSIMを自分でも買っていこうかと思っていたものの、結局買わずに出立しました。
しかし現地で通信業者のSIMを購入してみると、そのあまりの快適さにSIM購入後からはイモトのWifiは全く使うことはなくなりました。
詳しくは後述します。
インストールしていったアプリ
- google翻訳
French→Englishならリアルタイム翻訳が可能です。
行くところによりますがネットを当てにしないほうが良いので、オフライン辞書をダウンロードしておきましょう。
Google Translate on the App Store - Rail Europe
RailEuropeでTGVを予約していたので閲覧が便利でした。
あくまで閲覧のみでこのアプリでは予約の証明にはなりませんが、各駅での乗り換えの時間まで含めて見れるのでRailEuropeを使っているなら便利かと思います。
Rail Europe on the App Store
往路の話
航空会社
エールフランスを利用しました。
直行便でおよそ11時間半です。
出国審査(日本)
出展用の荷物が32.4kgあり(通常預入荷物は23kgまで)、1万円程度の追加料金を払って載せてもらいました。
出国審査では特に何も聞かれませんでした。
パスポートは真っ白なのに2ページ目にスタンプを押されました。
呼び出された
(弊社コンテンツはiPhoneを山のように使用するので)密輸かなにかと勘違いされたのか搭乗直前でアナウンスで呼び出されました。
話を聞いてみると、非常に長いバッテリーのようなものが写っているから出して見せてみろとのことでした。
32kgの荷物をひっくり返して探しましたが該当のものは見つからず、結局現物が見つからないということで通過となりました。
他は特に何も問題ありませんでした。
飛んでる間
Amazon Primeでダウンロードした新ドラの日本誕生を見ました。
入国審査(フランス)
税関の審査書類も必要なく、特に何も聞かれませんでした。
ただ列を処理するのが非常に遅かったです。30分以上待ったかと思います。
押されたスタンプが上下逆でした。
現地での通信の話
Free LTE
海外旅行ではイモトのWiFiがかなりメジャーなようですが、4G対応といえどもあまりスピードはでませんでした。
そこで、せっかくiPhoneがSIMフリーなので、現地通信業者「Free」のSIMを購入しました。
1ヶ月期限で50GB使い放題、特に速度制限はありません。
内容についてはこちらが詳しいです。
30ユーロで50GBの無制限高速通信。新興キャリア『Free』に見るフランスのプリペイドSIM事情:週刊モバイル通信 石野純也 - Engadget 日本版
実際に使ってみて、非常に快適に使用することができました。
格安SIM使ってた場合はAPN設定を切る
ただ、どんなサイト見ても「挿せばつながる」と書いてあるのに、一向に繋がらず、途方にくれていました。
正確には、電波を掴んでるようなのですが、どのページも開けません。
幸い今回は現地に詳しい日本人がいるイベントだったので、次の日LAVAL VIRTUALの会場で色んな人に泣きついてみると、 「格安SIM使ってんの?じゃあ変なプロファイル入れてるだろ、それを消したらどう?」と言われました。
これがまさにドンピシャリで、普段使用しているiijmioのプロファイルを消したら繋がるようになりました。
そりゃ、言われてみればそうだ。
仕事の話
割りと面白かったです。
たくさんのお客さんと触れ合ったので、フランス語を覚えました。メルシー。
ごちうさ巡礼の話
別記事にて。
復路の話
航空会社
エールフランス直行便でおよそ11時間です。
出国審査(フランス)
たぶん、フランスは楽しめたか?みたいな話をフランス語でされたんだと思いますが、何も聞かれないと思ってたので慌てふためいてしまい苦笑いされました。
スタンプが縦でした。
移動
CDGVALのLISAで移動しました。
CDGVALとは空港内を移動するモノレールで、数分おきに数カ所くらいを自動運転で結んでいます。
日本へ飛ぶAIRFRANCEのターミナルへ移動するにはこいつを使う必要があると空港のお兄ちゃんに言われたので移動しました。
空港の中を走るCDGVALは何種類かあるらしく、今回使ったのはLISA号になるそうです。
台場を走るゆりかもめみたいな感じです。
飛んでる間
「ビーフオアチキン」をリアルで聞かれました。カレーの具の話でした。
このカレーの白飯はフランス料理のレストランで食ったやつと比べ物にならないくらいめちゃくちゃ美味かったので、一瞬でかっこみました。
あとは寝ました。
入国審査(日本)
何も聞かれませんでした。
日本への入国は免税書類を書く必要がありました。
「免税申請が必要なものは持っていない」と書いて提出しました。
スタンプは2ページ目に押されました。
総評
フランスはあまり治安が良くないと聞いていたのですが、行った町が田舎(LAVAL)と田舎(COLMAR)だったためか、危険な目に遭うことなく、スリの被害に遭うこともなく、無事に初の海外旅行を終えることができました。
非常に運も良かったと思います。
きっとコルマールにはまた行きますし、
またヨーロッパ以外の国も行ってみたいですね。