中型免許を取ったときの記録

長いので折っています

場内

1H

中型車とは

でかいよという話

車高の話

ボディより下ではなく
積荷があるとかなり上に気を使わないといけないよという話

教習所内の話

普通・大自二は静岡で取ってるので、川崎は教習所自体が初
ならし走行しながら場内の動き方を学ぶ

一時停止

中型なのでエアブレーキである
これがマジでむずい、ガッコンガッコンする
どうしたらよいか、という話に対しては
やさしく踏みましょうという話だった それができない

内輪差の話

大きいので気をつけようね

前輪の位置

尻の下
軽トラとかハイエース運転したことあれば感覚は近い

危険物回避

左側にパイロンが立ってるのでそれを避ける
車体が長いのでハンドルを戻すタイミングが結構遅くないといけない
一方で遅すぎると逆車線にはみ出てる時間が長くなってしまいダメ
試験場の外周に毎回あるので周回のたびに避ける

S字

普通自動車よりやや大きめのS字
わりといける

クランク

普通自動車よりやや大きめのクランク
左折のほうがキツイ

路端停車

普通車にはない試験
左に寄せて指定位置(柵の前)で止める
車幅感覚がないと左に乗り上げてしまうし、寄せが甘くてもダメ
それに気を取られてると指定位置で止まれなかったりする
意外とむずい

路端停車からの発進

路端停車から発進する
路端停車は前方にトラックがいる体で止まるので、それを避けるように右側へ発進する
要は目印とした柵を避けるようにハンドルを切る
これも車幅が理解できてないと左頭をぶつける

内ハンやめろ

内掛けハンドルをするな これは免許持ってるがゆえの課題
だってそのほうがやりやすいじゃん ステアリングがでかいから尚更
今まで内ハンのよくない理由をいろいろ言われても結局やりやすいからやってたけど
エアバッグが起動したら腕が粉砕するというのを言われて
一番アッナルホド…と思ったのでやめました

2H

坂道発進

でかいトラックにはHSA(ヒルスタートアシスト)という坂道で後ろに下がらない機能がついているらしい
当然試験では使えないので頑張りましょう
仕組みは普通車と同じくシフトレバーで止まって半クラ作って発進するだけだが
なにぶんでかいので 丁寧に繋げたつもりでも結構ガッコンガッコンする
まぁでもわりとなんとかなる部類

踏切

ドアを開けます 耳くらいまで
踏切で止まらないよう通り抜けましょう
どうやらここの試験場は踏切が鳴らないらしい
地元の試験場はたまに鳴るので鳴ったら止まってないといけない
発進しようとして踏切が鳴ることがないのは気持ち的に楽
左右に首を動かしたらササッと発進する

後方感覚

柵まで5m、1m、50cmの位置というところまでバックで移動する
とにかく尻が長いので、自分の車の一番後ろがどこにあるのかの感覚を掴む
ちなみに5mのときは3mくらい、1mのときは50cmくらいのところに止まった
50cmはやらせてくれなかった(2回目が既に50cmだったので)
これ本番で50cmに止められる自信全く無い 超難しい
深視力ってなんで測るねんと思ってたけどここで生きるのか 眼鏡変えようかな

3H

隘路への進入

あいろ(狭い道)
地面に線が引いてあって 指定位置に止める 路端停車に似ている
ただもうこれがほんとガッチガチに余裕がなくて 前も後ろも左右も厳密に決められている
切り返し自体はできるけど 切り返しで移動していいエリアも決まっている
左で入るか右で入るかは当日決まるが 右のほうがやりやすかった
やりやすかっただけで 基本的に無理である
【大型自動車教習】隘路(あいろ)のコツ、解説 | オンライン教習所
資料探してて思ったけど
これ前が出ずに 後輪が線踏んでなければ お尻はたぶん余裕あるんだな
心に余裕ができた

S字バック

たぶん試験項目じゃないけど 体験してみましょうの会
無理
通常アンダーミラーを見て前輪の位置を把握するのだけど
当然後ろにはそれがないので後輪がどこにあるかわからない
脱輪こそしないんだけど 結構ずりずりはする
というか 縁石乗り上げの感覚が薄くて え?今乗ってましたか?みたいなのが多い
自分がでかいのでわりと乗ってても気づきにくい OKにしてほしい

4H

適切な判断と道路の選択

流れに乗りましょうとか、色んな所から車が来ることを想定しましょうということ
これ1Hにやるべきじゃないのか
いつもより早めに判断を迫られる、たとえば交差点で右折待ちしてるとき、いつもはあのへんの角に車がなければ曲がってもいいなくらいのところを、もう少し向こうに車があるからそれを待ってみようとかそういうこと
要は視野をいつもより広く持ってみましょうということをした

緊急停止

25kmで走って、クラッチを踏まずに急ブレーキを踏む(エンストさせる)
普通車でもびっくりするけどあれだけでかいトラックだともうほんとドガガガッって感じで止まる
ABSが効きましたね〜分かりました?分からない?まぁそれでもいいや体験だから
というやつ

修了試験コースを走る

5Hが見極め(修了検定を受けていいかどうかの判断をする)なので、修了検定と同じコースを走る
要は今までやったことを通しのコースでやってみる
概ねクリアできたが、このタイミングで坂道発進が何度やってもエンストした
今までスムーズにいかなかったことがなかったのでかなり慌てた
3回エンストしたので攻略法を教えられた
サイドブレーキのボタンを押しながらやれということだった
なんか普通車のときにもやった気がするがとりあえずそれでなんとかなった
どうなるのかよくわからない人はやってみて
端的にいうと半クラが出来上がると勝手にサイドブレーキが降りて発進する

5H

シフト+1

信号発進したら必ず3速にしろ
ちょっとでも長い道を走るときは4速にしろ
路上に出たらスムーズにできるようにならないと困りますので意識してね

30km走行

外周の一番長い道で30km以上出す 一応修了試験の項目である
ちんたら走ってると30km出ないので4速を意識する
まぁ 出そうと思えば(王者の風格)

クラッチを繋げろ

クラッチ切って転がるのが好きなんすねぇ
でもやめてね 繋げてアクセルとブレーキで運転してね
それはそう

見極め

1段階最後の時間
もう最後か、あっという間すぎる
修了試験と同じコースを走る
2種類あるらしいがどっちも走った
隘路への侵入方法が違う 右折左折 やっぱり右のほうがやりやすい
初めて隘路で切り返した 4回まで可能なんだから3回やればいいのだ
坂道はエンストすることはなかった
S字 クランク 路端停車 あたりはまぁ なんとかなりそう
とにかく隘路と坂道が心配
仮免試験は来週です 朝9:30というのが一番厳しいというのがある
ていうかその後もう路上ってのが本当に信じられない

修了検定

日付の選択

最後に乗ってから1週間開けて修了検定
終わり際に坂道連続エンストしたのもあって気が気ではなかった

1週間空いたのはいろんな理由がある
いやあんまりないな 空いてないだけである
火・木・土・日とやってるらしいが 1日何人も見れないので2人と決まっているらしい
さらに日曜日は適性検査(深視力再検査←!!)がやってないので 日曜に修了受けた人は火木土に再度適正検査だけ受けにくる必要があるそうだ それはなんとも馬鹿らしい
そうなると多少日付を開けてでも 火木土曜日に受けたほうが二度手間にならなくていい そう考えれば1週間しか空かなかったというのは 運がいい方なのかもしれない

いずれの日程も 朝9:30集合
会社よりも圧倒的に早い これだけが心配だった

当日集合&コース発表

集合してみると4人いた 2人じゃなかったんかいな どうやらけん引と大特らしい
つまり今から修了検定を受けるこの4人は中型・中型・けん引・大特ということだ
Light Partyじゃん DPS・DPS・ヒーラー・タンクといったところか ちな召

そんなことを考えているうちにはじまった
コースは「第1」と発表された 1も2も大きな差はないもものの 隘路に入る方向が違う
今回は「左奥から左折で」ということになった

第1コースの隘路

どちらかといえば得意な方である それは最後が右折だからだ
右側から左折で来るコースもあるが 最後左折になるので結構難しいイメージだった

T字の上部分にあたる線は車輪が触れたら一発アウトなので 左からだとここが見えにくいのだけが難しい
特に内輪差で巻き込んで踏みやすいので そこの勘だけうまく働けばこちらのほうが楽である

試験はまず中型からの人から始まる
僕は2番手となった 待ってるのかと思ったら後部座席に乗るらしい 普通免許のときもそうだった
でもけん引と大特の人は乗らなかった まぁ席足りないしな
自分が乗ってるぶんには予習になるからいいが 乗られたくなかった
何が嫌かというと 坂道発進の難易度が上がる気がするのでやだ

試験

1番手くんが終了した 勉強させていただいた
踏んだら即終了な線を2回くらい踏んでたように見えたけどあのくらいならオマケしてくれるということだろうか

自分のターンだが基本的にうまく運転できた 1週間ぶりとは思えない
音ゲーもしばらくあけたほうがスコアが伸びたりする そういうことなのだ

意識的にギアを上げていった(物理) もちろん心理的なギアも上げていった
そうするとカーブ手前で減速したときにギアを落とす必要があるのだが
結果曲がりながらシフトレバーをいじることになるので 片手で運転するなと言われた はい おっしゃるとおりです

坂道が奇跡的にうまく行った たぶん史上一番うまくいった
正直あんまり覚えてないのだが ブレーキも含めてスムーズだった気がする
坂道を登って降りた後の一時停止は エアブレーキガッコンポイントなのだが そこもスムーズだった よし

S字 クランク どちらも問題なし

路端停車 ちょっと寄りすぎたかもしれないが ポールに触れなければOK
ただ寄りすぎると その後の発進で左のケツをぶつける可能性がある たぶんぶつからなかった

隘路 左折侵入の右折で停止である
正直あまり練習できてないので 明確な目印というのがないんだけど
僕の座高だと目線から見て左側の線がドアの角くらいに来たタイミングがちょうど良かった

このへん

理想(参考)

攻略サイトを見ると前輪つまり自分が隘路の中央線と重なるくらいでいいそうだ
まぁこればっかりは 自分の気持ちいい目印をちゃんと見つけられるのがいちばんよさそう

余談だけども 普通のT字路や十字路の中央にあるゼブラゾーンは 一応踏んではいけないということになっている
(道交法的に違反ではないが 事故った時に マイナス補正がつくらしい)
それを考えると 隘路の考え方はそのままT字路に持っていくことはできないのである

ゼブラを踏まないように通行する

乗ってみるとわかるが トラックは本当に左前輪の位置がわからないので結構難しい
試験でこそ特に何も言われないが 通常教習ではわりとチクチク言われたりする

あと最後に発着点というのがあって
ここから出発・ここへ到着するという場所だが 事実上路端停車と同じことをする
ここも縁石に乗り上げたり 発着点から前へ出すぎたりすると減点となる 最後まで気は抜けない

最後 エンジン切る時 バックに入れるってのを忘れた
親切に教官が言ってくれた(曰く「ニュートラルで終わっちゃうんですか〜〜???」)
降りるまでが採点とはいえ ここって採点場所なのかしら

実技終了

結果から言うと本日のパーティは全員合格である
けん引・大特は路上がないので卒業となる おめでとうございます
我々は2段階目があるので 仮免許を発行してもらう

しかしその前にもう一つ試験がある
そう適性試験である 深視力をもう1回測るのだ

いや大丈夫 今回はちゃんと下準備もしてきた 下準備というのは目を十分休ませるということである
ジッサイ 目が疲れている状態ではいい結果が出ない これは間違いない
その甲斐あってか 今回はスムーズに深視力を突破できた これで晴れて仮免許発行 路上へと進出である

まぁ 路上といえども 2段階6時間のうち 実際に路上に出るのは2,3時間くらいらしい
2段階の課題である「方向転換」「後方感覚」をやりつつ、シミュレータで超悪条件下での走行、貨物積載状態での運転などそういったことをやるそうだ
たのしみ〜

余談

一緒に中型受けた1番手くんがHADOを知ってた
HADOの名前を出す前に映像見せて俺こういうの作ってるんすよね〜っつったら もしかして渋谷にあるやつすか?って聞いてきた Sugoi

2段階

6H 7H

卒検の場内課題と、ついに路上に出る
高速教習もここでやるので 2時間分の消化となる

卒検の場内課題は「方向転換」「縦列駐車」「後方感覚」である
前者はどちらかが選ばれる 実際には方向転換には左右があるので、左方向転換・右方向転換・縦列駐車の3択となる

方向転換

方向転換とはつまりT字路でバックして進行方向を逆転することである
凸にあたる部分が右なのか左なのかという違いがあるが、基本的にやることは同じだ

クランクのように狭いわけでもないので、適当に進めて、適当にバックすればよい
ぶっちゃけ修了検定を受けていれば余裕の課題である

縦列駐車

youtubeで予習していた甲斐があったような結果だった
決して自信があったわけではないが 2回やって2回ともスムーズに駐車できた

どれも一発だったので 場内課題は心配ないとのお墨付きを頂いた
それでももう1回くらいやらせてほしい

路上へ

路上へ出る
自動車学校が隘路で囲われているので、まず大通りに出るのが難しい
そこは第1段階で覚えた車幅感覚をフルに使っていく

電柱や歩行者がとにかくいやらしい
左側の感覚が普通車と違うので、かなり気を使って右寄りに走る必要がある
センターラインギリギリでも原付きが通る余裕もない
第一京浜の一番左車線に停車してる車とトラックまじでぜんぶどっかいけ

高速へ

路上を楽しんでからというわけには行かず
自動車学校を出たトラックはそのまま首都高の入り口を目指す

川崎の自動車学校ということもあり 湾岸線を走って 大黒PAに行くらしい

高速の入口で 向かいから来るトラックとかち合った
向こうが左折 こちらが右折なので 譲る必要があったのだが 向こうの左折が一般道に見えた
首都高って入り口が道路の真ん中にあるからこういう事が起こる
無事に教官ブレーキを頂いた

大黒PA

高速の往路自体はつつがなく終わり大黒PAに到着
イキリ車オタクが多くて普通車のくせに大型車の駐車場使っててクソ
教官がクソって言ってたのでクソなのだろう
ルールは守ろうね

高速を降りる

降りるときに車線変更がなかなかできずに結果禁止区域で変更(未遂)
首都高はその出口では車線変更できないので…
高速なので教官ブレーキを踏むわけにもいかずお叱りをいただきました はい 覚えました

自主経路

自主経路とは自分で経路を選定することである
帰り道を自分で考えろということだ

普通に考えれば来た道を戻れば良いのだが 行きにはあった助言が帰りはなくなることになる
なぜなら自分で経路を選んでいる、ということになるからだ

道は助言いらないんだけど、どこの車線にいるべきかみたいなやつは教えてほしかった
ここは右折帯があるから行くなとか ここは真ん中がいいとかね
地元民なら有利なやつ

自動車学校へ

自主経路もつつがなく終了し 自動車学校へ戻る
最初も行ったが周辺全部隘路なので 徐行が求められる
最後ポールを轢きそうになり本日2度目の教官ブレーキをもらった

「バカ野郎!運転に失敗は許されない。今もしそこに人がいたらどうなった?そこに自分の大事な人がいたらどうだ?だから慎重にするんだ。丁寧に。ひたすら丁寧にな」

総評

一発停止が3回あったことを除けばそれ以外に問題らしい問題はなかった
つまり0か100で今回は0だったということでした
次回は100にできるように頑張りましょう

8H

中型特性

中型自動車の特性を理解する時間

荷台にビールケースを3つ置く
そして外周のカーブを20km/hで減速せず走れと指示がある

当然、遠心力によって、ビールケースはトラックの端に寄る(あまり寄らなかったけど)
遠心力というのがありますよという話

別のトラックへ

今度は大荷物を載せての運転体験
と言いたいところだが大荷物は乗っけるのも大変なので既に大荷物が乗ってる別の車両を使う
準中型の限定解除で使用するものだ

準中型なので車両重量は3.5t〜7.5tのはずだがこれがなんぼなのかはよくわからん
とりあえず後部座席に大きな荷物が乗っている

初めて運転するが、基本的には同じトラックである
やや視点が低い以外はだいたい同じ かと思ったがギアが違うのが厄介だった
通常いつもの中型は上が奇数で下が偶数ギアなのだが
この準中型は上が偶数で下が偶数ギアなのだ まじで間違う 混乱する
それ以外はとても運転しやすいけど(特にブレーキが) ギアだけがつらい

肝心の積み荷の話をすると 重いものを載せているとカーブするときに車体が持ってかれる感じがよく分かる
荷物はできるだけ低く積んでいきたいという話だった
ただ重いほうが通常の運転は安定する感じがした 直進とかするぶんには車体が安定して走りやすい 気がする

場内課題復習

この時限では路上に出る時間はないらしい
場内課題である方向転換と縦列駐車をなんぼかした

縦列駐車は初めて1度切り返したが 切り返しもスムーズに決まった
いざ試験中に切り返す必要が出てしまったときのことを考えて 一度やっといたほうがいい

次回また路上らしいです 路上怖いなぁ〜
楽しいんだけど1回出てみた今としてはわりと怖いという感情のほうが強い

9H

路上

6H7Hで高速のために外へ出るのと、11Hの見極めで一瞬だけ外へ出るのを除けば、1Hガッツリ路上を走れるのはこの時間しかないとのこと
つまり事実上最初で最後の路上検定コースを走る時間である

教習所の周りの細道に苦しめられながらも、路上を淡々と走っていく

国1の川崎周辺(下り)は左車線がかなり走りにくくて中型は結構寄せて走らないといけない
寄せすぎてもいけない
このあたりは土地柄の勉強もする必要がある
たいへん

9H+(学科)

中型免許は1Hだけ学科がある、それがこの時間
この学科は9Hの路上の次の時間に必ず設定されており、内容としては9Hの路上を反省するものとなる

通常、9Hにあたる時間を3人までのグループで実施し、路上を走ってお互いの良かったところ悪かったところを指摘しあう
危険予測ディスカッションというものである
普通車のときにやったね

しかし、中型で同じ時間(しかも平日の午前に…)に3人も予約なんて入らないので
一人でインストラクターといろいろとお話する時間となる

とはいえ何も話すことはない…とはインストラクターの弁
雑談を交えた道交法の雑学をいろいろと聞いた

  • 覆面は何キロ出るのか?
  • オービスは何キロまで反応するのか?
  • 追い越し車線をxxxkm走ったら検挙される?
  • 一番飲酒運転の多い時間は?
  • 取得1年以上経ったペーパーは初心者マークをつけていい?
  • (俺が)高齢者マークをつけて運転してもいい?

等々…

普通に面白い時間でした

10H(シミュレータ)

ついに来たシミュレータの時間

普通車・二輪車と絶対に事故起こさせてやるマンのシミュレータくん
通されたシミュレータルームはなんと最新式のSEGA製シミュレータ!

www.slds.jp

すごい!新しい!電GOみたいに3画面もある!Aimeはどこにかざせばいいですか?

この時間はなんと2人いたので、交代交代でプレイ

体験する項目は「夜間の運転」「悪条件下の運転」の2つ

こちとらスリルドライブ2の日本マップで夜・雨・霧すべてクリアしとる
見てろ、余裕のクリアやわ


→ 夜間で1回(自転車)、悪条件下で1回(家へ接触)事故

逆にシミュレータ相手に15分運転してこれだけで済んだのでまだマシでしょうガハハ


最後に、まじでゲロ酔いする。なんとかして

11H

見極め

実は9H、9H+、10H、そしてこの11Hをすべて同じ日で消化しているが、インストラクターもすべて同じ人 今日4時間目やなガハハとなる

しかも検定コースはさっき一緒に走ってるので、時限開始時の「まぁ見極め的には全然良好」とは彼の弁
路上に出て10分で戻ってきて、心配な構内課題を練習する

見極め時限は一応路上に出ないといけないらしい
謎の縛り

10分で戻ってきたあとは、方向転換、縦列駐車、後方感覚を無限にやる

やはり深度が課題となり、後方感覚はかなりブレがある
1mのときもあれば10cmのときもある

ぶつかると一発中止なので、どうも苦手な場合は1mくらいで終えて減点で済ませるほうがよい。
路上課題は一発中止が多いので、後方感覚の減点(-10点)を差し引いてもよほどのヘマを路上でしなければ70点を保持することは余裕であるとのこと。確かに。

最終的な見極めは良好をいただき、これで2段階もすべて終了し
あとはついに卒業検定を残すだけとなった

卒業検定は日曜日の午後に予定されている
路上の混雑はどの程度なんだろうか、平日に比べればトラックは少なそうだが…

卒業検定

卒検は修了検定と同じ日程(火木土日)に行われている
今回は日曜日のPMを選ぶことができた 卒検は試験後に適性検査を行わないからだ(日曜の検定は適性検査の実施がないので修了検定は受けられるが別日で適性検査を実施するまでは仮免を発行できない)

パーティの発表

前回同様パーティが発表される
今日は中型(卒検)・中型(卒検)・中型(修了)・準中(修了)・大特(修了)の5人パーティとなった
ちなみに自分は2人目である
人数が多いので終わるまでに4時間程度を見込むとも言われた 長いが仕方ない

まずは卒検の2名の場内課題が発表される
今回はふたりとも「縦列駐車」となった
残念ながら一番面倒なやつだ 頑張るしかない

場内課題

1人目くんが発着点から出発し、縦列駐車を行う
やや余裕を持った非常にスムーズな駐車だ

無事に一発で駐車できたあとは、再度発着点へ戻り、再度縦列駐車を行い、その場所で後方感覚を行う
この縦列駐車は(当然)試験対象ではないが、そういう決まりなのだそうだ

1人目くんが後方感覚も問題なく突破する すばらしい安定感だ

発着点へ戻り、交代する
続いて自分の番だ

まずは縦列駐車、問題なくできたと思う
左後輪の位置を掴むのが難しいが、それさえ感覚を覚えればかなり余裕を持って入ることができる
ダブルキャブなので、ミラーで助手席側の後ろ側のドアの取っ手あたりを見るとそのへんがふんわり後輪だと覚えた
この動画がかなり参考になった

www.youtube.com

続いて一旦発着点に戻り、後方感覚のために再度縦列駐車する
1回切り返したが採点対象ではないし1回だけなら誤射かもしれない

そして後方感覚、攻めたつもりはないがいいとこを突けていたようだ
1回で無事に突破となり、発着点へ戻る

これで両者場内課題はクリアとなった

路上課題

つづいて路上へ出る

試験を開始するのは国道一号の近くであるが、そこまでは検定員が運転する
路駐状態から試験を開始するということだ

試験開始の前に検定員から注意があった 今はイチョウの枝が伸びる季節だそうだ 試験コースにはかなり道路にせり出しているところもあるらしい 一応障害物の扱いになるので、ミラーが触れたらそれは事故、つまり一発中止の要因になるそうだ
心に留めていざ路上検定を開始する


1人目くんは比較的安全な運転をしていた
4速にあまり入れず、かなり回転数が高い
検定員から試験中にもっと加速の指示があった
交差点や横断歩道など減速すべきところは減速すべきだが 制限60kmの3車線の大通りの真ん中を走っていながら3速でいる必要はない むしろ逆に周囲に合わせた運転ができていない減点の対象となりえる

後部座席の左側に座っていたが、たしかにいろんな草木が邪魔をする
イチョウの木は聞いていたとおりかなり伸びており、トラックのミラーがたやすく当たってしまいそうだ
それだけではなく、剪定されていない路端の雑草なども路側帯を越えて車線に入ってきているようなものもある
第2車線の線を踏んででも右側に避けなければいけないらしい 判断がなかなか難しい

さて、30分近い路上を安全に運転し、路端に停車したら交代というところで 問題のイチョウが牙を向いてきた
結果的に当たりこそしなかったものの、手前10センチもないギリギリのところでの停車となった
彼の結果に影響はないだろうが、この場所からスタートするのは他でもない俺自身である
検定員からは1人目くんに結構チクチクとした講評(ex.もっと早く止まれや)があったが、止まってしまったものは仕方がない ここから抜け出すところから試験である


ギアを2速に入れ、サイドブレーキを解除し、ハンドルを限界まで右に回してからスタートである これで触れたら俺は一発中止らしい それは流石に1人目くんを恨むことになる
結果的にイチョウは超ギリギリで回避できたが、その道は延々とイチョウ並木が続く
しばらくは中央線のギリギリを攻めながらの運転となる

ちなみに今回路上検定をするのは2人なので、検定コースの「1号」「2号」コースをそれぞれ走っている
「2号」コースは、半分くらい1号コースと被っているので、予習ができたぶんやや有利である
あとこれは本当にたまたまだが2号コースはかなり生活圏を走る
川崎市民向けにいうと1号コースが駅北(国道1号)メインで2号コースが駅南(第3京浜)メインである 駅南住みとしてはありがたい

結果から言うと、かなり余裕を持って走ることができた
1人目くんが後部座席でずっと申し訳無さそうにしてたのが印象的だった 最初を突破できた時点でもう気にしなくて良いのだ 一番怪しかったのが最後、「右折後にすぐ路端に寄せて停車」を忠実に守った結果、交差点に寄り過ぎて停車してしまったのだ

御存知の通り横断歩道・交差点から5m以内は駐停車禁止である 結構ギリギリだったように思う
幸いだったのはその交差点は歩道橋があり、横断歩道がないものだった 横断歩道がない交差点であれば、交差点の曲がり角から5mが駐停車禁止区域となる
横断歩道があったら間違いなく被っていた …いや、たぶん横断歩道の上に駐車することになるので場所を変えていたかもしれない わかんない


これで2人分の試験が終了した はじめと同じように教習所までは検定員が運転して戻る
特に大きな問題は起こしていないつもりなのでまぁたぶん大丈夫だろう

待つ

集合が13:40

中型組の試験開始が14:00頃

2人運転して戻ってこれたのが15:30頃

この時点で2時間経っているが、残る3人の試験を待たねばならない
残りは場内なので多少気は楽か


OPEN CUPを見ていました
わちゃだかごちゃだか何だったか忘れましたがおめでとうございます

合否発表

結果的に最初に検定員の言ったたぶん4時間位という見積もりはおおむね正しかった
17時を過ぎた頃に最後の大特の試験が終わり、合格者の卒業のための資料を作り始めたように見えた

そして20分ほど経った頃、本日のチャレンジャー5人に対する合格が言い渡された
中型修了検定の1人を除き、中型卒検2名、2段階の無い準中型&大特の合計4名はこれで卒業となった

最後に卒業証明書、及び免許交付ための諸々の資料を受け取って、集合の13:40からジャスト4時間ほど経過した18時前に解放となった

完走した感想

KANTOモータースクール川崎校にお世話になった

Googleの評価がすごい悪いことで有名らしい
すぐ近くの八丁畷にある飛鳥ドライビングカレッジが★4.0あるので、KANTOモータースクールの★2.5はかなり低い値ということが伺える

もちろん全てのインストラクターと一緒に教習を受けたわけではないのでそりゃ柄の悪い人もいるのかもしれない
でも簡単に人を殺せる道具の使い方を教える場所なので、程度はあれど厳しいのは仕方ないのではないかと個人的には思う
自分としてもなんだか久しぶりに人に怒られた気がする 社会人になるとネチっこい嫌味とか 理不尽な叱責とかはあるけど
自分が悪くてちゃんと怒ってもらえるのは もはや貴重な機会ともいえる
まぁやっぱりこの年でも怒られるとウッとなるけどね

なんにせよ ちゃんと学校に通って ちゃんと卒業できた という達成感がある
中型免許なんて実際使うことなんてほとんどないだろうけど 色んな意味でいい勉強になったと思う
大特取るときはまた来てよなんて言って仲良くなったインストラクターもいた HADOを知ってた生徒もいた
知ってたつもりでよく知らなかった交通ルールも勉強になった
オマケでトラックやマイクロバスの運転もできるようになった 二種取って旅館で送迎バスの運転手なんかやる人生も良いかもしれない


締める雰囲気だったけど まだ免許は取れていない
免許センターへ行って 試験を受けてこないといけない 一番たいへんな 深視力のやつだ

神奈川には二俣川にしか免許センターがないので 県民が集合して激混みらしい
都合の悪いことに今お盆なので 平日もかなり人が集まるそうだ

免許センターは改修したばかりでかなり新しいそうだが またしてもやたら評価が低い
確かに場所的にはお世辞にもアクセスがいい場所ではないが 何が悪いんだろうな

本試験

神奈川県 運転免許センター

8/22(木) PM13:00

献血センターの横にあった
正確には免許センターの横に献血センターがあった
発行待ちはぜひウチで!みたいな事が書いてあった なるほどね
でも成分ができないらしい 成分ならやってもよかったな

自動車学校を卒業しているので実技なし
普通免許を持っているので学科もない

ただし中型自動車なので深視力測定がある
これが一番厄介である 落ちるならここだ

見極めの時に 免許センターで深視力何度も失敗したら 別部屋に通される(=別の機械でもう1回測り直す、そっちのほうがわかりやすい)らしい話を聞いたので まぁそれでもよかろうと思って臨む

結果的に深視力は一発で通った
というかすごい並んでいて(夏休みだからか学生がすごい多い時期であった)、担当の人もとっとと通過させたい感がぷんぷんしていた

自分の前に並んでいた子が深視力で躓きまくっていたのだが
「もう少し早くだね〜」
「あぁ〜ちょっと行き過ぎちゃったね〜」
「(棒を手で動かして)このへんだよ〜」
みたいなのを繰り返していた どこまでセーフなんだあれ

逆にあの程度じゃ別部屋通されないのか
見極めやってくれたインストラクターのあの兄ちゃんはどのくらいミスったんだ
みたいなことを考えていた

一番並んだのは「証紙の購入」である
受付は「学科・実技免除の方専用受付」だし、適性検査(=深視力)は中型以上の一部免許しかなので、どちらもそれなりに空いていた
だが収入証紙は夏休みの普通免のみなさんも買うし 一発免許の方々も買うので とにかく列が長い
もっと窓口多くてもいいんじゃないかと思った

さて深視力もとい適性検査が終わると 学科実技免除の方専用の控室に通される
試験は通って免許が発行されると決まった人たちの控室だ 広くて冷房効いてて気持ちがいい 人も少なくて良い
ただ無駄に待つというだけなのがつらい 適性検査が終わってから約1Hの待機となった

1時間後 次のアナウンスがなされる 写真撮影である
アナウンスの時点で 部屋には30人くらいだった だいぶ少ない方らしい 写真もスムーズに撮ることができた

写真から帰ってくると 一息つくまもなく 新しい免許が配られた
戻ってきてからものの5分とかかっていないだろう
早い〜 途中1H待ったのはなんだったんだろうというくらい早い〜

終わってみればまあだいたい1時間半くらい そのうち1時間が待ちぼうけであった
かなりスムーズな方だったと思う
実技・学科免除だと午後受付というのがあるので それも一役買っていたと思う 午前だともっと待っていそうだ

6月に入校申し込みして 入校できたのが7/1で お盆明けくらいに取れました
結局特に使う目的はないんですが たのしかったです

おわり