Apple Watch Series 4 を買った
腕時計をApple WatchのSeries 1から4にしました。
時計の相談に乗ってくれた各位、ありがとうございました。 pic.twitter.com/gEQXCnS5mS
— あだち izumi しろ (@izugch4423) 2019年4月14日
買い替えの兆候
一言で言うとバッテリーです。
少し前から、AutoSleep というアプリを勧められて使い始めました。
AutoSleep は、Apple Watchを着けて寝ることによって、精度の高い睡眠分析ができるアプリです。
iPhoneを枕の横に置いて寝るようなタイプもありますが、睡眠中の脈拍などを同時に計測することによって、さらに精度を高い分析を行っています。
ところで、Apple Watchを着けて寝るということは、その間は充電ができないことを意味します。
いままでは寝るタイミングで充電をしていたので、寝るときに時計を着けていると、充電するタイミングが限られてしまいます。
自分のケースを具体的にいうと、風呂のタイミングと、帰ってからパソコンを触っている間だけになりました。
これだと、既に数年使ったSeries 1のApple Watchでは、充電が追いつかなくなる場合がでてしまいます。
この頃から、時計を買い替えたいと思うようになりました。
もうひとつのきっかけ
Apple Watchは、専用の充電器が必要になります。
宿泊を含む外出をする際、これが結構ネックでした。
実は、Apple Watchを使う前に使っていた時計はよくあるソーラー電波時計でした。
今でこそ充電は当たり前ですが、その行為が必要ないならそれに越したことはありません。
事実、Apple Watchを使っていて喜ばしいことといえば、1に通知、2に通知です。
Series 1ということもあり、NFCもついておらず、防水でもありません。
それってApple Watchでなくても良いのでは?と考え始め、ゼロベースで次に着ける時計を考え始めました。
オレンジ系が良い
自分自身時計には全く詳しくないので、何人かの時計が好きな人間にヒアリングしました。
幸いにして弟が詳しかったので、一番参考にしたのは彼の意見です。
とはいえ、何の前情報もなく適当に意見を募っても申し訳ないので、いくつか条件を提示しました。
- アナログであること
- カレンダーがあること
- クロノグラフは特に必要ない
- オレンジがあると良い
- ソーラーもしくは機械式(要は充電不要)だと良い
すべてを満たす必要はないですが、こんな感じなものがあると最高ですというものです。
CASIO PRO TREK Smart
最初に出てきたのは CASIO のPRO TREK Smartです。
ラインアップ | WSD-F30 | 製品情報 | Smart Outdoor Watch | PRO TREK Smart | CASIO
これは概ね条件を満たしているのですが、スマートウォッチであるため、充電が必要です。
しかもMicro-USBなどの汎用規格ではなく、この時計専用のものです。
確かに提示した条件での重要度は下げていますが、やはりApple Watchを離れたい理由の一つが専用充電器からの脱退であったため、これは無しということになりました。Micro-USBとかだったら可能性はあったんですが。
あとApple Watch以外のスマートウォッチは、iOSよりもAndroidのほうが親和性がいいですね。
CASIO G-SHOCK GA-1000-4ADR SKY COCKPIT
次がG-SHOCKです。
店舗もいくつか見に行きましたが、やはりゴテゴテのオレンジが目を引きます。
幸いにして会社は紳士的な見た目の時計を強要するような所ではなく、自身も営業などをしているわけではないので、G-SHOCKを使うこと自体には何の問題もないのです。
ただやはりなんというかこの強そうな感じがちょっと苦手です。
自分は腕も細いので、こういう系は似合わないのではないか。候補として無くはないのですが、一旦保留とさせていただきました。
DIESEL メガチーフ DZ4318
続いてDIESELです。
これは商品写真では非常に冴えたオレンジに見える時計ですが、偏光ガラスのようで、見る角度で見える色が全く異なるようです。
【楽天市場】DIESEL ディーゼル 腕時計 メンズ メガチーフ DZ4318:GINZA LoveLove(銀座ラブラブ)
Google画像検索をしてみるとわかりますが、かなりダークな雰囲気に見えます。
これは現物を見たほうが良いという意見のもとヨドバシカメラに現物を確認しに行きましたが、確かにオレンジに見える角度はかなり限られます。また、かなりフェイスの大きい時計であることがわかりました。
この2点からこちらも考慮外に。
HUNTING WORLD HW913OR
続いてHUNTING WORLDのこちら。
HUNTING WORLD ハンティングワールド 腕時計 メンズ イリス オレンジ HW913OR(オレンジ): 腕時計|ブランドショップハピネス
カレンダーもありますが、クロノグラフ含めかなりゴテゴテとした印象です。
オレンジの主張が強い事自体は個人的には問題ないですが、これは多分白黒のほうがオシャレ。
CITIZEN エコ・ドライブ Bluetooth BZ4004-06E
CITIZENのエコ・ドライブ。
大坂なおみ選手が着用していたことで有名です。
ソーラーではありますが電波ではありません。
ただしこのモデルはBluetoothで携帯を繋げることができ、そこから時刻合わせをします。
エコ・ドライブ Bluetooth BZ4004-06E [CITIZEN-シチズン腕時計]
これの良いところはスマホの時刻と合うというところで、擬似的にGPSを持った時計になるということです。
つまるところJST以外の場所に行ったとして、スマートフォンが自身のGPSで自動時計合わせをしたら、腕時計も自動的にそれに合う、というような仕組みになっています。
これは結構迷いました。買うならこれか、若しくは…という段階まで来ていました。
Apple Watch Series 4
そもそも元来の目的が専用充電器からの脱却ということだったのであまり検討していなかったのですが、よくよく考えると時計をApple Watch以外に変えるということは、AutoSleepが使えなくなるということだと気付きました。
まぁ、AutoSleepがないと死ぬというほど使い込んでいるわけではなかったですし、いずれの時計にしても何かを諦めることになるので、これも最終選考まで残ることになりました。
決定打
Apple Watch のバンドに、春の新色としてパパイヤ(オレンジ)が出たことです。
Apple Watch Series 4のバンドを購入 - Apple(日本)
Apple Watch Series 4は、これといってオレンジを強く打ち出していませんでした。
Series 1の頃はスポーツバンドにオレンジがあったことからそれを愛用していたのですが、Series 4になってWatchの大きさが変わり、今までのバンドが全て使えなくなりました。
そして新しいサイズ用のバンドにオレンジ色がなかったことから、Apple Watch Series 4は使う理由が特にないなと思っていたのですが、この春の新色としてついにオレンジらしいオレンジが追加されたのです。
これは僥倖、モノの購入は勢いが大事ということで、結局、Apple Watch Series 4を購入することに相成りました。
とゆーわけでマイニューギヤーです。Apple WatchはSeries 1からの以降なのですべてがの動作が軽くてとても良い。 pic.twitter.com/q3gK6DUqvU
— あだち izumi しろ (@izugch4423) 2019年4月15日
Apple 銀座で店舗受取りしました。
その時のサービスがとても良かったのですが、それはまたの機会に。
文字盤のカスタマイズ
さて、Apple Watch Series 4が届いたということで、Series 1からの変更点は数多あります。
MVNOのためセルラーモデルではありません。
三大キャリアだったらe-SIMモデルを購入していたことでしょう。
性能が良くなっているのは間違いないですが、ディスプレイがラウンドエッジになり、表示できる情報量が圧倒的に増えました。
時計自体はゴテゴテしてませんが、盤面は上の絵のとおり非常にゴテゴテしています。カラフルです。
最初はカレンダーがあればいいと言っていましたが、腕から分かる情報は多いほうが良いです。
しばらくこの状態で使っていますが便利です。
せっかくなので紹介していきます。
左上・バッテリー
BatteryPhoneというアプリを使用しています。
これの良いところはiPhoneのバッテリが見える所ですね。
また、充電中かどうかも色が変わることでわかります。
現在の状態は、時計が100%で充電しておらず、iPhoneは100%で充電中です。
右上・心拍
HeartWatchを使用しています。
AutoSleepと同じデベロッパの、心拍計測アプリです。
これの良いところは、常に最新の心拍(と当日の最大と最低)が表示されているところです。
ビルトインの心拍数アプリは、あくまでアプリを起動するショートカットであり、心拍をその時点から測るために、正確ではありますが少し時間がかかります。
これは定期的に計測した結果が常に表示されており、また異常値(安静時なのに高すぎたりする場合)にアラートを出すことも可能です。
なにぶんもともと心臓が強くないので、こういう細かい違いでも助かります。おま国となってしまった心電図機能にも期待しています。
左下・最寄り駅の次の電車
駅.Lockyを使用しています。
駅.Locky自体はだいぶ昔からあるアプリケーションです。僕もiPhone3GSくらいの頃から使っていたような気がします。
その存在もしばらくはすっかり忘れていたのですが、久しぶりに入れてみようと思ったらだいぶ便利になっていました。
まずこの盤面の四隅表示に対応していること。相当最近までアプデを続けているのがわかります。
また、ここの表示はGPSで切り替えることができます。つまり家にいれば家最寄りの駅の表示、会社にいれば会社の最寄りの表示ができます。
また、時間での切り替えも可能です。例えば、僕は通勤時にはJR川崎駅、帰宅時には京急川崎駅を使うので両方登録してあるのですが、帰りにゲーセン(ラゾーナ内のナムコ)にいる場合は、位置の都合上JR川崎駅が表示されてしまいます。帰りなので表示されてほしいのは京急川崎です。そんなときにはGPSよりも時間切り替えのほうが役立ったりするわけです。
しかもこれの嬉しいのは、「普通」でフィルタできることです。
京急で言えば快特やエアポート急行、JRで言えば品川止まりなど、どうせ乗らない電車を非表示にすることができます。
これはマジで便利です。
かなり細かいところに手が届きアプデも頻繁にしているようなので、Watchユーザにはぜひおすすめのアプリです。
右下・AutoSleep
睡眠の質を表示しています。
ここは結構リストラの余地がある場所です。この情報は時計を見るたびに変わるものではありません。朝起きた時点で確定します。
とりあえずここに収まってはいますが、iPhoneアプリを見たほうがもっと細かく分析できますし、Watch盤面上には不要なのかもしれません。
中央上・デジタル時計
これはもう好みなんですが、デジタルの方が見やすいときもあります。
アナログ針とデジタル時計、目に先に入った方を読み取ります。
たとえば上の絵のように、アクティビティサークルや日付などに長針や短針が掛かっている場合は、逆に上側が空いているので、デジタル時計を読んだほうが早い場合もあります。
中央右・カレンダー
だいたいアナログ時計ってこの辺にカレンダーがありますよね。
標準のカレンダーでも良いんですが、表示を自由にカスタマイズできるアプリを入れています。
オレンジのリングは、月全体のうちの進捗割合を示しています。
まぁ、1日中変わらない情報を示したところで特になにもないのですが、左と下にリングが表示されているので、右もリングがないとなんとなく収まりが悪いのです。
中央下・天気
標準の天気アプリです。
気象情報と迷いましたが、気温を入れています。結局タップして起動するのは天気アプリなので、詳しい情報が気になったらタップすればいいのです。
いきなり寒すぎたり暑すぎたりする値が表示された時は何かありそうなので、そういうときはタップしてチェックします。
中央左・アクティビティ
結局なんだかんだ習慣になっているアクティビティです。
平日は普通に生きていればすべて閉じます。
土日はやばいです。
いかに土日に何もしていないかを知らしめてくれます。
いかがでしたか?
右下を気温にして、中央下を気象情報にしたほうがいいかもしれませんね。